20190629-認知症に関する取り組み
- 山口ひろあき
- 2019年6月29日
- 読了時間: 2分
昨日は権利擁護と成年後見人についての
講演会があるよってお知らせしましたが、
そのツナガリで今日のテーマは
認知症に対する取り組みについて。
岩倉市でもボランティアで活動している
いわくら認知症ケアアドバイザー会さんが
認知症カフェや児童に対して劇や紙芝居を使って
啓発を行うなど先進的な活動をされてます。
私も8年前?くらいに
認知症サポーター養成講座を
受けた覚えがあります。
今でも人が集まる場に呼べば
開催してくれます。
岩倉市での認知症関係の取り組みはこちら
さて、本で読んだ取り組みをいくつかピックアップ。
認知症対策「神戸モデル」→こちら
ざっくりいうと、認知症診断の助成、損賠賠償、相談対応等ってところでしょうか。
診断に関しては、認知症の疑いあるかどうか→「疑いある」場合の認知症のあるなしと病名の診断を無償で行う。
賠償責任保険に関しては、市が保険に加入することと、認知症の方による火災や障害にあった人へ見舞金が支払われる。
相談対応等に関しては、24時間のコールセンターによる認知症に関する事故対応や徘徊に対応するためのGPSシステム導入費用負担(月額使用料は別途個人負担)
財源は市民税均等割に400円プラスする。
おおむねありがたい制度だとは思います。
認知症の早期診断に対する促進や
万が一が会ったときの
備えに重点が置かれてる感じですね。
一つ気になるのは
損害賠償保険に関しては、
個人で負担してもいいかなぁとは思います。
やっぱり保険は負担感が大きいのかな?
さてさて、もう一つ。
天理市はSIB(成果連動型支払事業)で
認知症予防の活脳教室開催→こちら
公文が脳トレ教室を開催して
市が設定した成果目標をすべて達成したので、
報酬が支給されたってものです。
成果連動型支払事業って何かってことですが
民間にお金を渡して事業をやってもらうのではなく
こういったことを目的にした事業をやって!
の声に応じた民間が事業を行って
その事業が成果目標を達成したら
その事業にかかった報酬がもらえると。
こちらの事業は予防に特化したものですね。
脳トレする高齢者にも効果あるし
それをサポートする人も居場所になるし
さまざまな良い効果があるようです。
なんでもかんでも行政がやってしまわずに
うまく民間と連携、協働してやって行けるといいですね。
上手にモチベーションを上げて貰えれば
意外と関わるひとも増えていくと思います。
今の仕事でも
認知症ってのは関わることですし
身の回りにも切っては切り離せない
ものになってきてますよね。
アンテナ立ててやれることから
取り組んでいきたいですね。
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