20190806-岩倉市都市計画審議会に参加
- 山口ひろあき
- 2019年8月10日
- 読了時間: 3分
ちょいと日付をさかのぼってのブログです。
仕事をちょい抜けさせてもらって
都市計画審議会へ。
議題に仕事に関係するものもあるということで
参加の許可がでました。
議題は
・川井野寄工業団地計画の決定について
・都市計画生産緑地地区の変更について
の二点。
この審議会がどのような内容で
どのように進行するのか
全くわからず傍聴。
市民委員と一部の市議会議員で構成されているもよう。
こういったものに議員さんも参加してたのね。
川井野寄工業団地計画については
団地の真ん中に太めの道路が通るってことと
団地全体の周りが緑地で覆われるってことは
知らなかったので勉強になりました。
調整池は蓋などせず
普通に溜池風になるとのこと。
上部を覆ってテニスコートとかにできないかって
質問がありましたが確かにもったいない気はします。
ドローンの練習場にって
話をしていた方がいたのを思い出しました。
田んぼを潰して
工場を作って行くってことは
税収や雇用の面ではいいんでしょうが
田んぼが持っていた
緑地として、保水機能として、心理的な安らぎとしてなどの
代わりになるものとしては
団地周りの緑地、調整池だけではどうなのかね。
経済を回していくために犠牲にしていいものかどうか。
僕には答えはわかりませんが
心の中ではイヤイヤいってる気がします。
さて、本業と関係する
生産緑地について。
こちらの本題は
生産緑地を管理していた方が亡くなられて
農業を続けられないので
生産緑地から外すって話。
都市空間の中に緑の空間として
畑や田んぼを残すのが生産緑地。
私の仕事に関係あるっていうのは
生産緑地から外された土地の売買などに
不動産業界として関わっていけるから。
今回は2箇所だけの審議だったんだけど
2022年にはほとんどの生産緑地が
指定からはずれることになるんだそうな。
生産緑地は税制面ではたいへん有利な待遇らしいのですが
そのかわりに勝手に農業以外のことに使えない制度になってて
指定から外れるには管理者が亡くなって農業を続けられないとか
指定から30年経つまではだめよってことらしいです。
でその30年ってのが2022年。
国としては10年間その指定を伸ばすことが
できるような制度を追加で作ったらしいけど
果たしてどれだけの方が延長するもか。
結構な生産緑地が
宅地として出回ることになれば
供給過多で地価が一気に下がっちゃうかも。
そんなことで市としては今後なにか計画はあるのかって
ことが聞きたくて今回の審議会に参加してました。
議員さんもそこについては質問してくれて助かりました。
まぁ、今の所生産緑地の管理者にアンケートを取っているくらいだと。
あと3年だから急いで体制整えていかなきゃいけないと思うんだがなぁ。
他の市町はどうなのか。勉強してかなくちゃね。
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